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フィリップス社の《TDA1547・1bit/DAC7》搭載で評判の「DP-1001」です。
本機はコストを考慮しつつ要所に最高のパーツを効果的に投入、CDに記録された音楽情報を余すところなく再現し、アナログ的ハイエンドの再生音を目指しました。
(1)本機の大きな特徴は音声信号を増幅するオペアンプに「National Semiconductor社のLH0032CG」を採用したことです。
「LH0032CG」はディスクリート回路を組み込んだ小さな基盤を金属のCANに封じ込めた特殊な構造を持っています。一見異様な外観を持つこのオペアンプですが、その音色は「ディスクリートアンプ」そのもので、一般のモノリシック・オペアンプとは明らかに一線を画します。
私自身十数年来好んで自作のイコライザーアンプやプリアンプに使い続けているオペアンプで音の透明感、臨場感などジャズ、クラシック、ボーカルなどを問わず「見事なパフォーマンス」を表現してくれます。
このオペアンプは高価なこと、発熱、発振など使用方法の難しさなどから市販の機器に標準装備されている例を見かけることはありません。
「DAC基板」にはバーブラウン OPA627AUを起用、音声回路の「LH0032CG」と最強のコンビを組んでいます。
※OPA627系は「ニセモノ」が横行しています。本機のOPA627AUは抵抗値計測などで正規品であることを確認しています。
さらに特筆しておきたいこととして「アナログ回路」のカップリング・コンデンサーにドイツの名門ROEDERSTEIN社製の定番 ERO-MKT1813を起用したことです。一般に使用されている電解コンデンサーとは音質の面で明らかな差を認めることができたと思っています。
そのほか
(2)超高精度マスタークロック=新しいタイプのVANGURD製 0.1ppm TCXO (温度補償型水晶発振器)モジュールをシンガポールから個人輸入、 搭載しました。オリジナル機搭載は±30ppm程度の「クリスタル発振子」ですのでTCXOに交換したことで飛躍的な精度アップが実現できたことになります。これにより「音の輪郭」がより明確でクリアーな音質が得られています。
この基板は、よく見かける「電源とクロックを組み合わせただけの基板」ではなくクロック制御の安定性に配慮し「74HC163」を組み込んだた本格的な回路設計がなされています。(その分基板は大きめになります)
これによって、さらに雑味の少ない再生音と透明感が増した音場再現性が期待できます。
配線は高周波用同軸ケーブル使用で「マスタークロック基板」から最短距離配線でノイズ・レスを実現しています。
(3)主要コンデンサーはパナソニックのOSコンに置き換えています。
ダイオードはすべて「ショットキー・バリアダイオード」に変更済みです。
(4)ベルト交換=トレイ開閉ベルトは新品に交換済み。
(5) メカは分解・洗浄とグリス・アップ、ピックアップ・レンズの清掃済み。
(6)DP-1001は製造終了から35年以上を経過していますので付属ACケーブルの被膜の硬化と一部には内部の銅線がサビているものもあります。電源ケーブルの良否は音質にも影響を与えるといわれます。
そのため既存のケーブルは撤去して「3Pインレット」に変更、「ボディーアース」で万全を期しました。
これにより好みの電源ケーブルで電源強化を図ることができます。
※RCA出力端子はパネル取付ゴールド仕様に変更しています。
※本機には3Pケーブルが付属します。試聴用にお使いください。
外観には経年による経年による小キズ、スレなどがありますが、気になるような大きなキズはありません。
※ディスプレイに表示ムラなどの問題はありません。
※「押しボタンスイッチ」や前後のパネル、ボディーカバーなどは「無水アルコール」で清掃、消毒済みです。
現状、点検、清掃を終えて快調に動作していますが経年の中古であることをご理解のうえ写真をよくご覧になってご検討下さい。
発送は「ゆうパック・100サイズ」を予定しています。N/C、N/Rが原則です。
※修理用部品も常時程度の良い中古部品ストックがありますので、メンテナンスなど可能な範囲で対応できます。
※過去にご購入いただいたDP-1001のメンテも承ります。