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Kenwood L-03T FM専用アナログTUNER メンテナンス 調整済完動品(中古品) メーター照明LED化済 外観難あり Serial 31100362
最後まで説明を必ずお読み頂きご納得いただいた上で入札をお願い致します。
機器の情報、また、お取引上の重要な情報があります。できれば、パソコンでの閲覧をお勧めいたします。
また、入札代行業者様および再販、転売目的の業者様の入札は固くお断りいたします。
落札されましても落札者都合で取り消させていただきます。
ご本人、ご家族、ご友人が使用される場合のみ入札をお願いいたします。
FM受信には、本機とは別にアンテナが必要です。
まずは、受信に必要なアンテナまたは、同等の環境を整えた後に入札をお願いいたします。
This equipment is a Japan-only model. It cannot be used outside of Japan.
If you want to modify it for your region, please choose another listing.
This equipment has been specially modified for Japan.
As such, modification is more difficult.
高音質、高感度で定評のあるKenwoodのFM専用TUNER L-03Tの中古品で調整済みです。
後期の製品で電気的な性能は大変良い個体です。
出品は、L-03Tの本体のみです。 (ΣDriveケーブルは付属しません。)
ΣDriveのRCA出力ケーブル無しでも、通常のRCA-RCAケーブルで使用可能です。
ただし、出力レベルの可変はできません。
外観難ありの点は、周波数文字盤のシルク印刷が剥げて薄くなっている部分があります。
本機のアンテナ端子は、ねじ込み式のFコネクタではなく、スナップインタイプのものなので、
L型のスナップイン-ネジ型の変換コネクタを差し込んで置きましたので、スナップインタイプが
良い場合は外してお使いください。また、本体のコネクタの破損を防ぐためのコネクタ・セーバーとして
お使いいただいても良いと思います。
(このコネクタは海外製?の安物なのでおまけレベルのものですが、比較的良いものだと思います。)
サイズは、取扱説明書上で、440 x 111 x 337mm (幅 x 高さ x 奥行き)
実測すると奥行きは、チューニングノブなどの突起物を含む値の様ですが、ΣDriveケーブル使用時は、
後ろにかなり(7cm)出っ張るので、ご考慮願います。
FMの受信周波数範囲は、日本仕様の76.0MHz~90.0MHzです。
ワイドFM(AM放送のFM補完放送:90.1MHz~94.9MHz)には対応しておりません。
アナログチューナーですので、現状、91.6MHz位まで受信出来ておりますが、受信は保証できません。
当方の地区(東京都)では、91.6MHzの文化放送がぎりぎり確認できました。
通常ここまで、受信できませんが、調整のついでに少しでもワイドFMが聞けるように調整しました。
本機の詳しい仕様は、ネットで検索願います。
高級機種L-02Tの弟分に相当する機種です。
歪などの性能は、現時点ではL-02Tより良いと思われますが、弱点は筐体の弱さ、剛性がないことでしょうか。
本機は、Wideの場合、BPF型のIFフィルターを使用しておらず、トラップ型のフィルターが入っているだけです。
このトラップ型のフィルターは、調整が容易で、歪率の改善、回復が容易です。
このことが、製造から時間が経った今でも調整により歪率が低く抑えられる理由だと思っております。
当時のカタログスペックでは、歪率はL-02Tの方が良いですし、実際にも良かったと思います。
しかし、L-02Tは、4-PoleのリニアフェーズLCのBPFが使われており、これの経年劣化によるズレにより
当時の歪率が維持できてない可能性があります。 では、調整し直せば良いのではないかと言うことに
なりますが、4-PoleのリニアフェーズLCのBPFの調整は簡単ではありません。
サービスマニュアルでも、入力段の1個のコアのみ調整するように書かれています。
他の3個は、ズレないのでしょうか? これは、専用の治具を用いないと容易にできないからと推測します。
このBPFは、専用の治具または、ネットワークアナライザなどの測定器なしで触ると元に戻せなくなる可能性があります。
当方はBPFの入出力インピーダンスに影響を与えない少し離れた回路上にネットワークアナライザを
つなぎ、調整を試み良い結果を得たことがありますが、筐体が大きいのも影響して容易ではありませんでした。
また、もう一つの特徴は、ノンスペクトラムIFとΣDriveというものでしょうか。
ΣDriveはあまり興味ありませんが、ノンスペクトラムIFは非常に興味深いものです。
ノンスペクトラムIFを使用してる機種は少ないと思います。
ΣDrive端子の動作はKenwoodの純正コードで一応動作確認しており、出力可変ボリュームの
ガリも無いことを確認していますが、ガリに関しては保証はできません。
メンテナンスとしては、調整できる場所は、すべて、調整してあります。
通常のサービス調整では、触れないトラップコイル、フィルター用コイルも測定器を駆使して調整してあります。
特にトラップコイルの正しい調整は、受信感度にはあまり影響を与えませんが、近接局の妨害排除には重要です。
2台のSGを使用しコンバイナーで希望波と妨害波を混合して入力し、スペアナで妨害波の減衰を最大にしてあります。
ノンスペクトラムIFの性格上、入力信号に同調するので、1台のSGでは正確なトラップ調整ができません。
希望波に同調させた状態で、妨害波を加え妨害波のレベルが最小になるように調整してあります。
調整時に内部の基板の簡単な清掃を行ないましたので内部も比較的綺麗です。
また、この機種に良くある周波数目盛り版がズレ落ちてくる問題も、両面テープを張り替えて修正してあります。
以下の部品を追加、交換、改造しています。
1) シグナルメーターとセンターメーターの照明を電球からLEDに変更してあります。
この電球は、メーターの内部に取り付けられているので、切れると交換は大変です。
しかも2つのメーターの電球が直列に接続されており、片方切れると両方消えてしまいます。
電球でも30年程度の寿命は期待できますが、本機は35年以上経過しているので、メンテナンスにあたり
新品電球またはLEDに交換するのが望ましいと思いLED化しました。
2) Front_Endの局発部分に電源を供給する電源は、JFETのIDSSを利用した定電流源とツェナーダイオードによる
安定化電源で構成されていますが、このJFETが壊れていました。 同型品の入手ができなかったので
15Vの3端子レギュレータとツェナーダイオードによる安定化電源に変更してあります。
具体的には、JFETのあった位置に15Vの3端子レギュレータを実装し、220Ωの抵抗を介して、
もともとの12Vのツェナーダイオードで、2段階で安定化してあります。 安定度は同等以上です。
3) 本機種でよく問題になるFront_End内の局発の周波数調整用トリマーコンデンサの接触不良の
対策として、トリマーコンデンサを外し、交換してあります。
Front_Endを外さないと元の位置には取り付けることが難しいので、電気的には同じ場所に
取り付けてあります。 具体的には、バリコンの上に取り付けてあります。
上記の様に改造されていますので、純正至上主義の方は入札をお控えいただいた方が良いかも知れません。
調整に際しては、FM-Stereo信号発生に、MegroのMSG-2170を使用し、変調用のSGには、
Agilent(現:Keysight)のHP8657Bを使用しました。 調整は通電後約30分以降に行っています。
ステレオセパレーションについては、調整時(83MHz)に置いては、L/R共に59dB以上(Wide時)取れておりましたが、
調整した周波数以外では、55dB程度になる周波数もありました。
(Wide: R->L 62.33dB, L->R 59.95dB, Narrow: R->L 45.59dB, L->R 45.93dB) @83.0MHz @1kHz_100%_Mod 調整時
レベル計による測定で、すべての歪とノイズ分を含んだ値です。 Wideは、1kHz成分のみならもう少し取れていました。
また、変調用のSGの機種を変更することでも多少変化するため値を保証するものではありません。
(歪 Wide Mono 0.0112%, Stereo 0.0150%, Narrow Mono: 0.0350%, Stereo: 0.0377%)@83.0MHz @1kHz_100%_Mod 調整時
この測定値は、レベル計で測定した値なので、全高調波とノイズを含んだ値です。
左右の固定出力レベル偏差は、Mono Rch=0dBとして、Lch: +0.01dB, Cal_Tone: Rch:-5.36dB, Lch:-5.36dB (452.67Hz)でした。
ΣDriveを使った場合は、可変ボリュームのギャング誤差(2連ボリュームのトラッキングエラー)がありますので、
出力偏差は、以下の通りでした。
Rch=0dB, Lch=+0.03dB @VOL_MAX, Rch=0dB, Lch=+0.22dB @VOL_MID.(真上)
固定出力と可変出力(ΣDriveケーブル使用時)の関係は、固定出力を0dBとすると、可変出力のレベルは、
-73.32~+11.25dBでした。 約+3.05dB @VOL_MID.(真上)でした。
(固定出力の負荷のインピーダンスで異なります。)
また、本機は、Muteのレベルが可変できます。 一番浅くした時が18dBuV, 一番深く設定した時が30dBuVでした。
Servo(AFC)が働く入力レベルは、25dBuV以上です。 Sメーターが3以上振っている必要があります。
Sメーターの振れと入力の関係 (温度で多少変わるので目安です。温度が上がると増える傾向にあります。)
Distanceの時
1: 17dBuV
2: 23dBuV
3: 28dBuV
4: 40dBuV
4.25: 48dBuV
4.50: 57dBuV
4.75: 70dBuV~(ここで飽和)
Direct時 (約21dB低くなる、21dBのATTを入れたと同じ)
1: 38dBuV
2: 44dBuV
3: 49dBuV
4: 61dBuV
4.25: 69dBuV
4.50: 78dBuV
4.75: 92dBuV~(ここで飽和)
最高のS/N(80dB以上)で聴くには、Distance時、Direct時共にに4.5以上、Sメーターが振れている必要があります。
Distance時でも、80dBuV位の高入力で歪は増加しないので、Directに切り替える目安は、Directに
切り替えてもSメーターが4.5以上振れている時です。
アナログチューナーですが、1990年代のシンセサイザーのチューナーにも全く劣らない性能を持っていると思います。
今同時に出品しているSONYのS333シリーズよりも良い位です。 Narrowはこちらの方が完全に良いです。
電気的な性能は大変すばらしいと思います。 当方の調整用の測定器の限界です。
最後の写真(写真-10)は、調整直後のStereo_Rchの1kHz_100%変調時のオーディオ出力スペクトラムです。
歪、パイロット信号付近の相互変調歪、パイロットリーク共にかなり低いレベルになっています。
あと、本機種共通のことですが、静かな環境ではトランスの唸り音が微かに聞こえることがあります。
この対策として、メーカーサービス(修理)での改善か生産途中での改善か分かりませんが、
このトランスの唸り音を軽減させるために電源トランスがゴムブッシングで浮かされて固定されているものが
ありますが、本個体はその対策はされていません。 しかし、ほとんど気にならないレベルです。
製造から約37年程度経過するものですから、再調整無しで動作していても初期の性能を期待するのは難しいと思います。
今回出品しているものは、調整して動作を確認してありますので少しは安心して使用して頂けると思います。
この機種本来の性能に近い音質でお楽しみください。
外観については、前述の様に周波数文字盤の周波数メモリのシルク印刷が剥げて全体的に薄くなっています。
また、上カバー(天板)に擦り傷があります。 簡単にタッチペイントしてあります。(写真-7)の赤丸部分
その他は、中古品なので細かな傷はありますが、大きく目立つものは無く年代の割にまあまあ美品の部類に入ると思います。
底板の銅メッキは変色が少なく比較的綺麗な状態を保っています。。
特に外観を重視される方は、必ず、画像で確認をお願い致します。
送料は落札者様で御負担をお願い致します。
また発送はクロネコヤマトの宅急便発払い(サイズは120cm)を予定しております。
沖縄県以外は、原則クロネコヤマトの宅急便を予定しております。
(宅急便の例:南東北、関東、信越、北陸、中部:\1453、北東北、関西:\1562、中国、四国:\1681、九州、北海道:\1919)
※※※沖縄県は、原則ゆうパック(\2,370)になります。※※※ もちろん、宅急便も対応可能ですが、\2,810と割高です。
また、配達日時の指定は可能ですが、落札日から5日以上先の日にち指定はご遠慮願います。
厳しい日時指定をご希望の方、落札日から5日以上先の日をご希望の方は入札をお控えください。
また、配達日時の指定のある場合は、必ず、送金前にお知らせください。
当方で入金確認後、すぐに発送伝票作成依頼と集荷依頼を運送業者に連絡してしまう場合があります。
この場合、一旦キャンセルして再発行になり大変手間が掛かります。
商品到着時に全く動作しないなどの時は、中古品と言う事もあり代替品の用意が出来ないため、
商品代金、送料及び振込手数料の返金までの責任とさせて頂きます。
ただし、この場合も改造したり、内部を開けたり調整した場合は対応できません。
問題があった場合は、内部を開けずにまずはご連絡をお願い致します。
大変申し訳ございませんが、ご落札後72時間以内に何らかのご連絡をお願い致します。
ご連絡がない場合、不本意で残念ですが【落札者削除】をさせて頂く場合がございます。
また、本商品はオークション代行業者様(特に海外発送)の入札は固くご遠慮願います。
本商品は、日本仕様で海外では使えません。
また、取引後、サポート等が必要な場合があり対応できないためです。
落札されましても、落札者都合で取り消させて頂く場合がございます。
この場合、システムから自動的に落札者様の評価に「非常に悪い」が付いてしまいます。
また、評価で「悪い」、「非常に悪い」の割合の多い方が入札されても、その内容を確認して取引に不安を感じた場合、
入札を削除させて頂く場合があります。
また、不明事項は、必ず、入札前に質問にてご確認願います。
入札後、落札後に、お取引きの成否に関わる様なご質問はお受けできません。
出来るだけ長く使って頂きたいと思ってメンテナンスしておりますので、
良い環境で大切に使って頂ける方の入札をお待ちしております。
どんなに性能の良いチューナーでもアンテナから入力された信号以上になることはありません。
チューナー内部でどれだけ劣化させずに音として出力できるかがチューナーの性能です。
良い音で聴いて頂くためには、アンテナが重要です。 室内アンテナはあまり推奨できません。
また、ケーブルテレビ(CATV)もあまりお勧めできません。
ケーブルTVに接続する場合は、ご入札前に各自適合性をご確認願います。
CATVで受信問題が起きた場合、ご落札頂いた商品自体の問題なのか、CATV関連の問題なのか
の切り分けが難しいので、CATVにつないでご利用をご計画の方は自己責任でお願い致します。
落札後のCATV関連の質問は申し訳ございませんが一切お受けできません。
CATVでお使いになった場合の問題点の一例として、Muteが効かない場合があります。
これは、CATVで放送の無い周波数でも、ノイズレベルが高く、Sメーターが少し振れる場合があります。
本機の場合、Sメーターの信号強度とセンターメーターの中央でMuteを解除しているのですが、
ノイズの場合、センターメーターはゼロなので、ノイズでもSメーターが振れていれば、Muteが
開いてしまいます。 (本機はMuteレベルが可変できるので対応が可能かも知れません。)
そしてこの問題は、光ケーブルを使用している場合に多く発生する可能性があります。
これは、ほんの一例ですが、CATV会社は千差万別で、千差万別の問題が発生する可能性があります。
特に鉄道系、地域コミュニティー系は予想外の問題が発生する場合があります。
また、他社と合併したCATVも特別な設定が必要な場合があります。
また新たな部屋に引っ越されて、「部屋に用意されたアンテナ端子に接続したが受信できない」
と言う様な漠然としたご質問にはお答えできません。
接続を予定するアンテナ端子に来ている電波は、
①自前のアンテナなのか、②共聴システムのアンテナなのか、③ケーブルテレビなのか、
落札者様ご自身が理解できていない方、また、問題発生時に落札頂いた本体に問題があるのか
否かの切り分けの出来ない方の入札は固くお断り致します。
この商品は、ご希望があれば、将来、再調整が必要になった場合のメンテナンスを適価にてお受け致します。
当方のオークション対応時間は、基本夜間です。
昼間に頂いた質問等、取引のための連絡に対する応答は、基本夜間になります。
また、稀に出張などの場合、連絡が遅くなる場合があります。
オークションの入札取り消し依頼などの対応も、場合によっては間に合わない場合がありますのでご注意願います。
お急ぎのお取引きをご希望の方は、入札をご遠慮願います。
良くある質問に「お勧めの機種はありますか?」また、「どの機種が音質が良いですか?」
に近いご質問が良くありますが、その様なご質問には回答できません。
音質については、個人の感覚であり、また、オーディオは趣味の世界であり、どの様なことに重きを
置かれているのかは分からないからです。
ご自分の欲しい機種が明確に決まっているオーディオマニアの落札者様の入札をお待ちしております。
また、質問欄からの修理依頼はトラブル回避のためお受けしておりません。
よろしくお願い致します。