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佐藤阡朗の「三ツ組秀衡椀」です。
本歌は、一関市博物館蔵の椿漆絵三重椀(秀衡椀)です。
これまで数多の漆工が秀衡椀の写しに挑んできましたが、素地から塗り、加飾に渡りここまで本歌に迫ったものはありません。
木地からこだわっており、東北産の柾目の欅材を燻煙乾燥後、桃山時代と同じように横木取りで挽いています。木地を手がけたのは、佐藤と長年タッグを組んできた山中の佐竹康宏です。塗りと加飾(漆絵・箔張)を佐藤が手がけています。
紙箱には、経年の汚れが若干ありますが、本体は一度も使用していないため、新品購入時のままの無傷完品です。
佐藤氏は2016年で作家活動を引退されており、本作品の在庫はどこの店舗にもないため、今後の入手は不可能です。
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飯椀:口径15×高さ8.5cm
羹椀:口径13.7×高さ5cm
引入れ合子:口径12cm×高さ3.7cm
購入時の紙箱、共布(うこん布)付き(画像10枚目参照)。
佐藤阡朗(1942~)
青森県八戸市生まれ。昭和38年多摩美術大学彫刻家入学、昭和40年松田権六の指導を得て石川県山中町の呉藤友乗に師事し、昭和42年大学卒業後内弟子に入る。また大学在学中、石川県伝統工芸者育成研修講座に3期3年にわたり参加して松田権六、音丸耕堂、片岡華江、前大峰、永見晃堂、木村雨山、大場松魚、寺井直次らに加飾を学ぶ。昭和43年輪島で開催された明漆会に参加。輪島の奥田五右衛門商店で修行の後、昭和45年に長野県木曽平沢へ移り手塚万右衛門商店で仕事をする。昭和47年工房をつくり独立自営する。昭和59年澤口滋、瀧村弘美と青欄舎を設立。平成5年創元舎を設立。